商品やサービスをつくってオンライン上で販売する上で必要になるのが、ランディングページ(LP)。商品紹介ページや商品販売ページとも呼ばれています。
このランディングページを制作できるツールの一つとして、オンラインビジネスクリエイターがぜひとも使えるようになりたいのが、ワードプレス(WordPress)。
今回の記事では、ワードプレスを使ってランディングページ(LP)を作る際におすすめのテーマやプラグインの紹介を含めて、3つの作り方をご紹介します。
Lightning(ライトニング)【無料テーマ】を使って作成する
完全無料で、シンプルで見やすいランディングページ(特に記事LPにおすすめ)を作成するなら、Lightning(ライトニング)という公式テーマがおすすめです。
固定ページの新規作成で、0からデザインを作っていきます。トップページのスライダーなどを編集することができて、ホームページタイプにもランディングページタイプにも対応しています。
LP用のデザインテンプレートなどはないので、シンプル構成で、ワードプレスに標準搭載のブロックエディターを上手く使う必要があります。
操作に慣れるまでが少し大変なのと、デザイン性を出しづらいのが注意点です。
Elementor(エレメンター)【無料プラグイン】を使って作成する
Elementor(エレメンター) Website Builderという無料のプラグインを導入することで、視覚的にわかりやすくランディングページを作ることができるようになります。
プラグインをインストール・有効化したら、固定ページの新規作成でランディングページを作成していきます。
編集画面の上部にある『Elementorで編集』というボタンをクリックすると、通常の編集画面からElementorの編集画面に切り替わり、プレビュー画面を見ながら、ページを作っていくことができます。
ノーコードで、かなり細部までカスタマイズができるので、初心者から上級者まで使える多機能プラグインです。
Elementorのプラグイン自体は無料ですが、テンプレートを使いたい場合は、Elementorの公式サイトに会員登録をしたり、有料テンプレートを購入する必要があります。
海外のプラグインなので、ところどころ英語があるということと、多機能すぎて使いこなせない…と途中で挫折してしまう人もいます。
Colorful(カラフル)【有料テーマ】を使って作成する
とにかくテンプレートを使って簡単にランディングページを作りたい方や、デザインを1から考えたくない方におすすめなのが、Colorful(カラフル)の有料テーマです。
9,800円の通常版クリエイティブパックと、12,800円の上位版クリエイティブパックの2種類がありますが、ワンクリックで上から下までデザインが全て完備されるテンプレートを使いたいなら、上位版がおすすめです。
通常版を購入してから、やはり上位版を使いたいとアップグレードをすると割高になるので、最初から12,800円の買い切りで購入してしまうのがおすすめです。
起業家・経営者自身で、さくっとLPを作れるようになりたいなら、カラフルはかなり使いやすく、LP作成に特化しているので、テンプレートに頼れるのが嬉しいですね。
注意点・デメリットとしては、価格が有料だという点と、ホームページ機能と併用がしづらい点、テンプレートを細かくカスタマイズしようとするとデザインが崩れてしまうことがある点が挙げられます。
クリエイターとして:3つの方法を使い分け
オンラインビジネスクリエイターとしては、今回ご紹介した3つの全ての作り方に対応できるようになっておくと、クライアントやLPの内容に合わせた提案ができるので、大きな強みになりますね。
個人的には、ランディングページだけでなく、ホームページ制作などもセットで請け負うことが多く、まずは無料テーマ・プラグインから試したいというクライアントが多いので、Lightningのテーマ+Elementorのプラグインを使って、ホームページ+ランディングページの制作をすることが多いです。
LP作成サービスの有名どころ『ペライチ』などを使って、LPを自作していた経験があるクライアントや、テンプレートを使って効率的に本格的なLPを作りたいというクライアントには、カラフルを紹介するようにしています。
カラフルは有料ですが、買い切りで毎月の固定費がかかるわけではないので、投資としてのコスパは良いかと思います。
まとめ
今回の記事では、ワードプレスを使ってランディングページ(LP)を作る際におすすめのテーマやプラグインの紹介を含めて、3つの作り方をご紹介しました。
ワードプレス以外にも、無料・有料でランディングページを作成するツールや方法はたくさんありますが、基本的にレンタルサーバーや独自ドメインの月額(約1,000円前後)だけで、LPやホームページを運営・管理できるワードプレスはかなりコスパが良いと思います。
オンラインビジネスクリエイターとしても、ワードプレスはぜひ使いこなせるようになっておきたいですね!