オンラインビジネスクリエイターがサポートすべき動画編集のお仕事の内容とは?

デキる経営者の右腕・プロの裏方として、オンライン上の動線づくり・仕組みづくりを徹底サポートするお仕事「オンラインビジネスクリエイター」。

オンラインビジネスクリエイターとしてお仕事をしていく上で、できると強いスキルの一つとして『動画編集』があります。

ただ『動画編集』と一言に言っても、オンラインビジネスクリエイターに必要なのは、YouTuberがやっているような本格的な動画編集では決してありません。

今回の記事では、オンラインビジネスクリエイターとして動画に関する依頼を受ける場合、どんなお仕事の内容で対応するといいのか、についてお伝えしたいと思います。

ビジネスの動線の一部としての動画活用

オンラインビジネスクリエイターの仕事は、あくまでもビジネスの動線の一部として動画を活用できるようにサポートすること。

動画の撮影や編集をピンポイントで請け負う必要はありませんし、動画編集者が溢れるライバルが多いフィールドで戦う必要はまったくありません。

では、ビジネスの動線の一部として動画を活用するとはどういうことなのか?

個人起業家や小規模ビジネスの経営者の多くは、YouTuberのように大量の動画コンテンツを配信することよりも、自分のビジネスのターゲット層に向けた教材や講座を動画にして無料で提供したり、有料で販売することが多いです。

エンターテイメントとしての動画ではなく、ビジネスのターゲットへの教育や情報提供の一部として動画を使うので、大事なのは、動画の内容を活かしたわかりやすい編集と、編集した動画をどのように提供・共有するかということ。

つまり、オンラインビジネスクリエイターとしては、編集から提供・共有までの動線づくりをサポートする必要があります。

Zoom録画×動画編集ソフト×動画共有システムを使いこなそう!

では、ビジネスの動線の一部としての動画サポートをする上で、オンラインビジネスクリエイターが起業家や経営者から求められるサポートとはどんな内容なのでしょうか?

基本的には、動画編集ソフト×動画共有システムのセットサポートがおすすめです。

ここからは、オンラインビジネスクリエイターとして喜ばれる、具体的な3つのサポートの組み合わせをご紹介します。

(1)オンライン講座への参加+Zoom録画

動画教材や動画コンテンツの作るために、わざわざ上等なカメラを買って、雰囲気のいい場所で撮影して・・・などは必要ありません。

多くの起業家・経営者の方々は、Webカメラ付きのパソコンがあれば録画はできるし、Zoomで開講したオンライン講座をレコーディング(録画)して、それを適度に編集して動画講座や動画教材として、無料特典や有料販売する、といったかたちで動画を活用しています。

こういった起業家・経営者の方の場合、慣れている方であれば自分でZoomのホストをして講座を行いながら録画して動画データに残しておくことができるのですが、オンライン講座や録画に慣れていない場合、作業に手間取ってしまう方もたくさんいます。

オンラインビジネスクリエイターとしては、クライアントが望めば、クリエイター自身もオンライン講座に参加して、Zoom録画までサポートするのもありですね。ここまでサポート範囲に含めたら、クライアントにとってはかなり手厚いサービスになるかと思います。

(2)動画編集ソフト/アプリを使った編集

Zoomで録画した動画を編集します。基本的にYouTuberの動画編集のように、字幕を全てつけたり、効果音などのエンタメ要素、「えーっと」「あー」などの不要な部分を切り取るジェットカットと呼ばれる編集も不要です。

最初と最後の部分のみをカットしたり、参加者の顔にモザイクをかけたり、軽くBGMをかけたり、タイトルをつけたりと、1時間の動画に対して1時間もかからないくらいの編集依頼を受けることが多いです。

ちなみに動画編集ソフト・アプリは無料・有料、様々ありますが、私は、パソコンではFilmora(フィモーラ)、スマホではCapCut(キャップカット)を使っています。

  • Filmora:無料版あり|有料8980円(買い切り)
  • CapCut:無料スマホアプリ

(3)動画共有システムの使い方サポート

動画共有システムとは、SNS・YouTubeやVimeoのような作成した動画のアップロード先のシステムのこと。

お客様に動画を見せる時に、重い動画ファイルを直接送るわけにはいかないですよね。お客様に動画を見てもらうときは、必ず動画共有サイトにアップロードして、共有リンクなどを発行してお客様に送るなどの対応が必要になります。

オンラインビジネスクリエイターとしては、商用利用ができる『Vimeo(ビメオ)』有料プランの使い方はしっかりおさえておきたいですね。

Vimeoへの登録はクライアント自身にやってもらい、クリエイターもそのアカウントにユーザー追加してもらうことで、編集した動画をクライアントのVimeoアカウントにスムーズにアップロードすることができます。

まとめ

以上、今回はオンラインビジネスクリエイターとして動画に関する依頼を受ける場合、どんなお仕事の内容で対応するといいのか、についてお伝えしました。

  • 動画の内容を活かしたシンプルな編集でOK!
    YouTuberの動画のような編集は不要!
  • 編集した動画をどのように提供・共有するかをサポート
  • Zoom録画×動画編集ソフト×動画共有システムの組み合わせサポート

上記のポイントを押さえながら、SNSやYouTubeなどの動画編集者とは圧倒的に差別化したサポートで生き残っていきましょう!