オンライン(インターネット)上で完結し、時間や場所にとらわれず、全国・全世界を相手に展開ができる「オンラインビジネス」。
今回の記事では、オンラインビジネスをする上での5つのメリットと3つのデメリットをご紹介したいと思います。
オンラインビジネス5つのメリット
では、早速オンラインビジネスをするメリットから見ていきましょう。
場所にとらわれない働き方ができる
パソコン1台とインターネット環境さえあればどこでも働けるというのがオンラインビジネスの大きなメリット。オフィスや店舗を借りる必要もないし、通勤の必要もないので、在宅やリモートワークで働くことができます。
オンラインビジネスをメインで仕事をすることで、働く場所だけでなく、住む場所も自由になるので、田舎暮らしを楽しんだり、日本世界各地を旅しながらのお仕事も十分実現可能なのです。
時間にとらわれない働き方ができる
在宅やリモートで仕事ができることから、就業時間や営業時間なども自分である程度コントロールすることができます。
納期さえ守れば、決まった時間ではなく、時間ができたときにまとめて作業してもいいという業務も多いので(入力作業・制作作業・開発作業など)、家事や育児と両立したい人や、副業として本業の合間に仕事をしたい人にもありがたいですね。
初期投資費用や月々の固定費をおさえられる
初期投資がかなり必要な店舗型・オフィス型ビジネスに比べて、オンラインビジネスは初期費用も固定費もリーズナブルにおさえられるのも大きなメリットです。
店舗を借りて家賃を払おうとすると、毎月数万円〜数十万円は固定費がかかることがありますが、オンラインビジネスの場合は、月額無料のWebシステム・ツールがあったり、価格の安いプランがあったりするので、ビジネスが軌道に乗るまでは月1〜2万円ほどの投資・固定費で済むこともあります。
個人や小規模でも起業・副業しやすい
初期投資や固定費が安いし、パソコン一つで仕事ができるという点から、個人や小規模でも起業・副業しやすいのもメリットですね。
今や起業・副業は決して珍しいことではなく、20代から独立して会社を立ち上げる若者も増えています。デジタルネイティブ世代の若者にとって、オンライン起業・副業は低リスクで挑戦しやすく、上手くいけば利益率も自由度もかなり高いビジネスを構築することができるのです。
全国・全世界を相手にビジネスができる
オンラインは全国・全世界と繋がれる場所です。つまり、国内海外問わずお客様を相手にできるということ。
リアルではなかなか知り合えないような遠方に住んでいる方と、オンラインで繋がれるというのは嬉しいご縁ですよね。
オンラインビジネス3つのデメリット
続いて、メリットがあればデメリットももちろんあります。
特にオンラインビジネスの場合は、メリットとデメリットが表裏一体な部分が多いので、良い面ばかり見て始めた結果、ガッカリしないように注意しましょう。
起業初心者がメインの収入源にするには難易度が高い
様々な職種・業種があり、起業・副業として始めやすいオンラインビジネスではありますが、その反面、誰でもできる仕事はかなりの低単価だったり、会社員同様の収入をオンラインビジネスだけで得るのは非常に難易度が高いです。
いくら時間や場所にとらわれない働き方とはいえ、実際にビジネスが軌道に乗り、安定した収入を確保するまでは、むしろ24時間体制で気を抜かずに対応をしなければならないこともあり、労力の割に合わないと途中で諦めてしまったり、副業止まりになってしまう方が多いのが現実です。
いくら起業しやすいといっても、ビジネスの世界は決して甘いものではありません。本気でオンラインビジネスで成功したいと思うのであれば、楽して稼ぐという幻想は捨てて、しっかりと自身のスキルアップやビジネス(経営・マーケティングなど)の学びに時間や労力を費やすことが大切です。
費用をおさえて低リスクで成功するには難易度が高い
初期投資費用や固定費をおさえて起業できるというメリットをお伝えしましたが、それは便利なWebツールやシステムを自分自身で使いこなせるということが条件です。
基本的にリーズナブルなWebツール・システムというのは、手厚いサポートはついておらず、自分でマニュアルを見たり、使い方をネットで検索して、活用していく必要があります。つまり、自分で調べて使ってみるということができなければ、どんなに安くて良いサービスがあっても、ビジネスに導入することすらできないのです。
実際に、使い方がわからず誰かに依頼したり、代行してもらったりすると、かなりの費用がかかるので、結果的にはオンラインビジネスでも莫大な初期費用や固定費がかかってしまうことも多々あります。
全国・全世界と競合するので差別化の難易度が高い
全国・全世界のお客様を相手にできるということは、裏を返せばビジネスのライバルも全国・全世界ということになります。いきなり全国大会・国際大会に出場するようなものですから、やはり競合と差別化する難易度もかなり高くなりますよね。
オンライン/オフライン、大規模/小規模問わず、差別化・差異化をする上で、避けては通れないのがマーケティングの考え方=『商品やサービスの売れる仕組みをつくる』こと。これをしっかりと理解していない限り、押し売り・売り込みに繋がってしまい、決して長期的な成功には繋がりません。
全国・全世界を相手にオンラインビジネスで生き残っていくためには、しっかりとビジネス・マーケティングの考え方を基礎から身につけることが大事ですが、日本の学校では教えてくれないことなので、信頼できるビジネスの先輩やセミナー・スクールなどに投資して、しっかりと学びましょう。
まとめ
以上、オンラインビジネスをする上での5つのメリットと3つのデメリットをご紹介しました。
- 場所にとらわれない働き方ができる
- 時間にとらわれない働き方ができる
- 初期投資費用や月々の固定費をおさえられる
- 個人や小規模でも起業・副業しやすい
- 全国・全世界を相手にビジネスができる
- 起業初心者がメインの収入源にするには難易度が高い
- 費用をおさえて低リスクで成功するには難易度が高い
- 全国・全世界と競合するので差別化の難易度が高い