デキる経営者の右腕・プロの裏方として、オンライン上の動線づくり・仕組みづくりを徹底サポートするお仕事「オンラインビジネスクリエイター」。
前回の記事では、「オンラインビジネスクリエイター」に向いている人はどんな人なのか、10個のチェック項目を作ってご紹介しましたが、今回はその反対、向いていない人はどんな人なのでしょうか?
スキル面というより性格面で、オンラインビジネスクリエイターの特性と合わないタイプや、しんどくなってしまいそうなタイプを3つ挙げてみました。
- 専門性にこだわりたい人
- 自分で調べて判断するのが苦手な人
- 自分にも他人にも完璧を求めてしまう人
専門性にこだわりたい人
オンラインビジネスクリエイターという仕事は、Webデザイナーやエンジニアと違って、一つの専門性を極めたり、専門性を武器に競合と戦う職業ではありません。
ビジネスの全体像を理解した上で、相手に合ったWebツールやシステムを選んで、組み合わせて動線を構築していくことが仕事なので、何か一つの専門性に長けているというよりも、網羅性や柔軟性が必要になります。
今まで一つの専門分野を極めていくことにこだわってきた方や、生粋の職人気質の方にとっては、オンラインビジネスクリエイターの仕事は合わないかもしれません。
オンラインビジネスクリエイターは、専門分野・得意分野は持ちつつも、使ったことないツールでも、クライアントに必要であれば調べて取り入れることもあるし、クライアントの目標達成のためなら様々な手段やツールを柔軟に使える力が必要です。
自分で調べて判断するのが苦手な人
オンラインビジネスクリエイターは、日々必要な情報を調べて、自分の中に落とし込んで、情報やツールをどのように活用か判断して、クライアントに提案したり、オンライン化に組み入れていく、というのが仕事です。
クライアントのビジネスを正しく理解した上で、どんなWebツールが相性が良いのかを調べて比較したり、クライアントの目標達成のためにどんなオンライン上の動線を組めばいいのかを考えて判断したり、と「調べて判断する」という力が非常に大切になります。
たとえ、調べることができても、もし全ての判断をクライアントに任せてしまっていたら、スピード感が落ちたり、クリエイター自身の成長には繋がりません。
自分で調べられない、自分で判断できない、というタイプの方はオンラインビジネスクリエイターとして継続して仕事を得るのは難しいでしょう。
自分にも他人にも完璧や正解を求めてしまう人
オンラインビジネスクリエイターはクリエイターでありマーケター でもあります。
基本的に、ビジネス・マーケティングの世界に「これをやれば上手くいく」といういわゆる『正解』はなく、トライアンドエラーの中で、検証して改善しながら最適解を見つけ出していくものです。
つまり、完璧なものを作り上げようと時間を使ったり、こうじゃなきゃいけないという固定観念を持っている人ほど、行動や作業のスピードが落ちたり、結果に結びつくのが遅くなったりしてしまいます。
特に小規模ビジネスの起業家や経営者をクライアントにする場合、重要なのは、まずは完璧じゃなくていいから、やってみること。
この感覚についていけるクリエイターじゃないと、クライアントとの間のスピード感ややりがいにどんどん溝ができていって仕事がしづらくなってしまうでしょう。
まとめ
以上、オンラインビジネスクリエイターの特性と合わないタイプや、しんどくなってしまいそうなタイプを3つご紹介しました。
- 専門性にこだわりたい人
- 自分で調べて判断するのが苦手な人
- 自分にも他人にも完璧を求めてしまう人
知識やスキル面に関しては、経験に応じてどんどん実績が積み重なっていくので、初心者でもいくらでも挑戦できるお仕事ですが、性格面で特性が合わない方が、オンラインビジネスクリエイターとしての立場がしんどくなってしまうかもしれません。
しっかりと自己分析をして、挑戦してみてくださいね♪