このブログでは「オンラインビジネスクリエイター」という働き方・お仕事について発信していますが、これと似た名前で、現在アメリカをはじめとしたデジタル先進国の海外で注目されているのが「オンラインコースクリエイター」というお仕事があります。
今の時代の高収入ビジネス・ジョブとして人気の「オンラインコースクリエイター」とはどんなお仕事なのか、まとめてみたいと思います。
動画も見てみてね♪
オンラインコースクリエイターとは?
オンラインコースクリエイターとは、オンライン完結型で学べる教材やその仕組みをつくる人のことです。
日本ではEラーニングという言葉がよく知られていますが、Eラーニングは一般的にインターネット(オンライン)やデジタルデバイスを使った「学び方」を意味し、オンラインコースクリエイターは、Eラーニングの学びを提供する人を指します。
オンラインコースクリエイターがやることは、ある分野・テーマをオンラインで学習できるコースを作成し、見ている人はそのオンライン上のシステムの中で、動画を見たり、レッスンを受けたり、テストを受けたりすることができる仕組みをつくること。
この仕組みを構築できれば、オンライン上で世界中のお客様を相手にすることができ、動画やテキスト教材を使うことで自分の時間を大幅に生み出すことも可能になります。
オンラインコースクリエイターが使うLMSとは?
オンラインコースクリエイターたちが使っているのがLMSです。LMSとはLearning Management Systemの略で、日本語では「学習管理システム」と訳されます。
一昔前は、オンラインで学習できるコースを作ってスムーズに販売するためには、かなりのお金をかけてエンジニアを雇って開発をしたりする必要がありましたが、最近ではリーズナブルな月額固定費で、プログラミングなどの知識がなくても、オンラインコースやEラーニングを導入できる便利なシステムが誕生。これがLMSなのです。
現在、日本人の間でも知られる・使われるようになってきたLMSの例としては『Teachable(ティーチャブル)』『Thinkific(シンキフィック)』『Kajabi(カジャビ)』など。いずれも海外製のLMSです。
世界的にはもっと有名なLMSもありますし、日本製のシステムも出てきていますが、月額固定費のコスパの良さや、日本語で検索できる情報量から考えると、上記の海外製LMSが導入しやすいイメージです。
オンラインコースクリエイターとオンラインビジネスクリエイターの違い
オンラインコースクリエイターというお仕事は、実際にアメリカなどの英語圏で使われている言葉ですが、オンラインビジネスクリエイターというのは、あくまでも私がこのブログで使っている造語です。
それを踏まえた上で、私の中の解釈では「オンラインビジネスクリエイター」という大きな括りの中に「オンラインコースクリエイター」も含まれているといったイメージを持っています。
オンラインビジネスクリエイターは、オンラインコース・Eラーニングシステムの構築を含めたビジネス全体の動線づくりをサポートするのが仕事なので、オンラインビジネスクリエイターでもあり、オンラインコースクリエイターとも呼ばれるポジションになるのかなと思います。
オンラインコースクリエイターの可能性
オンラインコースクリエイターと呼ばれる人たちの中には、講座などで知識を伝えて、それを動画やテキストにおさめて教材を作り、さらにその教材たちをラーニングシステムに落とし込むところまで自分たちでやってしまう強者もいます。
ただ、圧倒的に多くの人が、知識を伝えて動画やテキストにするところまではなんとか自分でできても、それをLMSと呼ばれるシステムにまで落とし込むのはかなりハードルが高い。しかも海外のシステムを使う場合、登録や設定をするだけでも、英語の壁があったり、情報が少なかったりと、途中で諦めてしまう人が多いのが現状です。
そういった意味でも、LMSの構築をサポートできる「オンラインコースクリエイター」や「オンラインビジネスクリエイター」は今後も確実に必要とされる人材なのです。